平和について考える

こんにちは。
今年は戦後75周年です。
日本の終戦記念日は8/15ですが、ポツダム宣言を受諾したのは8/14、調印したのは9/2です。
あまり知られていないことですが書面上は9/2が終戦の日になるんですよね。

そこで今回は日本人の平和観について考えたいと思います。

私が思うに日本人の考える平和って非常に内向きだと思うんです。8年近く続いた安倍政権の間に安全保障についての議論がありました。憲法9条だったり、集団的自衛権だったり、敵基地攻撃能力だったり。いろんな議論がありました。特に集団的自衛権に関しては大きな反対デモがありました。
反対意見の中には、「日本が戦争に巻き込まれる。」とか、「日本が戦争をする国になる。」とか、「若者を戦争に行かせるわけにはいかない。」とかありました。この人たちは日米が同盟関係にあることを知らないのかなと思いました。
皆さんご存知の通り日米安全保障条約アメリカと結んでいます。そこには日本が攻撃されたらアメリカが助けてくれることが明記されていますが、アメリカが攻撃されたら日本が助けることは記載されていません。つまり、対等ではないと言えます。だから、集団的自衛権を容認して相互扶助の関係を構築しようというのが狙いだったわけです。それを否定するということは、アメリカが攻撃されても何もしないけど、日本が攻撃されたら助けてねってことで、アメリカが日本と他国の戦争に巻き込まれることに関してどうでもいいって言ってることに気付いてないんでしょうかね。

他にも戦争の悲惨さを語ることについても、戦争の悲惨さを風化させないために、若い世代に語り継ぐのは大切だと思うんですが、戦争経験者のやるべき使命は今現在戦争をしている国に対して訴えかけることだと思うんです。